長年愛用していたBlackBerryの中でも、唯一、処分せずに机に飾ってあったBlackBerryQ10。
久々に弄ってみようと思ったその時、電源が入らず、充電器に差し込んでも充電される気配すらない。
画面には何やら、変なマークが表示されている。
どうやらQ10に装着しているバッテリーが寿命を終えたよう。
バッテリーを購入すれば使えそうだが、BlackBerryOS10をフリマアプリで数千円のバッテリーを購入してまで使おうという気力がもう無いし、一応フリマアプリで探してみたが、見つからなかった。
楽天市場で探しても結構高い。
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アマゾンは高すぎて無理。
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MOUMANTAIだと3500円で販売しているが在庫切れ。
使う気力があったとしても手に入らなかった。
ご存知の通り、BlackBerryOS10のサポートはあと2年継続、アプリストアBlackBerryWorldは2019年12月31日に終了します。Source:InsideBlackBerry
あと2年程は使えますが、既にAndroid端末であるBlackBerryPrivを2年近く使用している私にとっては、もう必要無くなってしまいました。
今もこの端末のサイズやデザインは好きなので、Android端末で復活するような事があれば是非手に入れたいと思いますが、そんな日は来ないでしょう。
という事で、私の中でBlackBerryOS10は一足早く終わりを告げたわけですが、これまで愛用してきたBlackBerryOS10端末を簡単に振り返ってみようと思います。
BlackBerryQ10
BlackBerryQ10は小さなサイズがちょうど良く、手に持った時の収まりが絶妙でした。
Q10はOS7から乗り換えた時はとても新鮮で、メールや通知の一元管理はBlackBerryHUBとしてOS7から引き継がれ、更にはAndroidアプリが動作するという事でワクワクしながら使ってました。
筐体は小さいですが、物理キーボードのおかげで入力は快適です。
小型端末の方が、大きな端末よりも物理キーボードの利点を活かす事ができると思います。
4インチのiphoneSEなどではソフトウェアキーボードでフリック入力でも私の場合は誤入力が多くなってしまい、ストレスがあります。
Q10は小さい筐体なのに情報の一覧性が高く、物理キーのおかげで入力が正確、快適に行えて、通話品質も良好なのでかなり気に入って使ってました。
しかし、OS10は日本語変換がイマイチな為、変換時に希望の変換候補が出てこず、イラっとする事もあり、そこはやはりOS7と比較すると残念に感じる部分ではあります。
最近はPRIVで物理キーボード出さずにソフトウェアキーボードで英語キーボードのローマ字打ちで入力したりしてますが、横幅が広いので誤入力が少なく、物理キーを押し込む力もいらないので、大型端末ならその方が快適?と感じる事もあります。
Q10の良い所
- 小型軽量
- 物理キーで入力が快適
- バッテリー交換可能
BlackBerryPassport
BlackBerryPassortほど個性的なスマートフォンを他に見たことが無いかもしれません。
スクエアタイプの大画面はなかなかインパクトがありました。
画面が正方形なのはQ10なども同じですが、スクエアタイプの大画面はインスタグラムや地図アプリを使った時にその真価を発揮します。
特にインスタグラムの表示は、写真が正方形なので相性が良く、迫力がありました。
スペックもそこそこ高かったので、Androidプレーヤーで動かすAndroidアプリの動作も軽く、また、タッチセンサー付キーボードが搭載された最初の端末だった事もあり、楽しい端末でした。
タッチセンサー式キーボードは英字入力の場合、画面下部の三分割で表示された単語候補をキーボード上の同じ三分割
した位置で上にスワイプする事で候補確定したり、キーボード上をタッチパッドのように操作してカーソールを移動させる事ができるなど、新しい入力補助システムがとても新鮮でした。
このタッチセンサー式キーボードの入力補助システムは今もBladkBerryPrivやKeyOneに受け継がれています。
最新モデルのKeyOneの場合はスペースキーに指紋認証機能がついて更に進化しています。
パスポートとほぼ同じサイズで重さもずっしりしていましたが、高級感があって物理キーボードもしっかりしていました。
Passportの良い所
- 大画面スクエアディスプレイ
- 高スペックで処理が軽い
- タッチセンサー式物理キーボード
- 高級感あり
BlackBerryClassic
BlackBerryで最も人気のあったモデルを元に原点回帰したデザイン。
端末中央のツールベルトに、発信、終話、メニュー、エスケープ、トラックパッドが装備されています。
これぞBlackBerryというデザインで、質感もよく高級感も感じられました。
スペック的にはミドルレンジに位置しますが、最低限の処理はストレスなくこなす事ができます。
Q10よりも一回り大きいですが、ツールベルトを装備して操作性が向上し、画面も少し大きくなっています。
BlackBerryの象徴ともいえるデザインでやはりカッコイイです。
高級感も感じられますし、ギリギリ手に収まるサイズ。
性能的にはQ10とそれほど差はありません。
Classicの良い所
- ツールベルト(メニュー、発信・終話、エスケープ、トラックパッド)
- BlackBerryの象徴ともいえるデザインと高級感
- 手に収まるサイズ
まとめ
OS10になってからもBlackBerryのキーボードの魅力にハマりっぱなしでした。
Q10、Passport、ClassicとOS10端末を使ってきましたが、どれも個性的で面白い端末で、それぞれがBlackBerryらしい良い端末です。
しかし、やはりアプリが少なすぎるので何かと工夫が必要なところや、日本国内(ドコモ)から公式に販売されなくなった事で容易に入手出来なくなり、また、日本語変換能力も低下してしまったので、新規に使い始める人にはちょっとハードルが高くなってしまいました。
BlackBerryOS10は人気がでませんでしたが、今はTCLコミュニケーションがAndroidOSでBlackBerryを販売しています。
TCLの低価格帯は好調なようですが、BlackBerryはどうなんでしょうか、気になりますね。
Androidの市場は大きいのでアイデアや機能、デザイン次第ではBlackBerryもヒットする可能性はあると思います。
TCL産のBlackBerryブランドの新機種に期待するしかありません。